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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年11月15日

最後のロクロ

明日雅、長尾谷高校京都高で、私がロクロを教える最後の授業。後は、つくば開成高校を含め、絵付けと自宅で出来るオーブンや樹脂粘土が最後。今までの作品は、この時渡す。10年間あっという間だった。

京都市の公立小学校と円山陶芸倶楽部は、継続希望が多い為未定。  

Posted by こやまあきゆき at 21:58Comments(0)円山流陶芸技法

2011年07月06日

京都の自宅で陶芸するなら

自宅で、陶芸する場合は、設備がない場合は「オーブン粘土」や「樹脂粘土」を使ってオーブンなどで焼きます。

材料は、京都の場合「ロフト」がいいでしょう。

一般的に焼かない紙粘土や油粘土・木粘土・小麦粘土は、「ダイソー」京都最大のJR二条店の南側、三条通西へ行くと粘土コーナーもあるので便利です。

30歳までの方は、東山の区役所もある総合庁舎で、青少年向けに利用できる施設もあります。

若い方の陶芸体験には、
・コンサートフォール前のあんみつ屋さんで

・上賀茂前の川の東側を下がった「賀茂窯」

・清水寺からねねの道に行く途中の階段の角にある「嘉しょう窯」

がおすすめ。

期間限定ながら五常坂下がる馬町を東へ坂をあがっていくと「京都府高等技術専門学校」があります。

プロの為の養成期間で、見学ができるかも。

清水焼団地でも、陶芸教室が観光客の方でも体験できます。  

Posted by こやまあきゆき at 20:02Comments(0)円山流陶芸技法

2009年01月09日

自宅で樹脂粘土・オーブン粘土

円山流創作陶芸
現在
公立小学校と2つの高校で授業を持っています。
他の高校からも依頼が来ていますが、今は時間が取れません

で、高校の授業では、電気ロクロ体験や上絵付け実習など、1から10までの本格的な陶芸を教えています。
また東山泉涌寺の日赤病院の裏門前を活動のばとしている「円山陶芸倶楽部」の皆さんの創作活動には、京都芸大名誉教授の父小山喜平がアドバイスしています。(倶楽部は、会員有志で自主的に活動)

今、私がボランティアで年間100名以上の方に教えているのは、自宅で作る陶芸。
もちろん、現在の円山陶芸倶楽部の5代目佐藤会長も自宅にロクロと窯を持たれました。同じく私が指導した「朱雀陶芸倶楽部」会長を勤められた塩谷さんも、自宅に工房を持たれて、ご近所の皆さんと陶芸を楽しんでおられます。祇園八源も「久智作陶芸倶楽部」を自社ビルの一角に窯も築いて、友人たちと陶芸を楽しんでおられます。

しかし、30歳以下なら、東山区役所と同じ建物の陶芸施設なども利用できますが、なかなか経費も考えると大変です。

そこで、高校で最後の授業に教えているのは、自宅で陶芸。

つまり、オーブンで焼くオーブン粘土や樹脂粘土です。

「ダイソー」の京都最大の店舗。三条会の西にあるお店の粘土コーナーでは、¥105えんで。
また「ロフト」の最上階にも少し高いですがいろいろ売ってます。

これらも含めた情報もこのブログでまた紹介します。  

Posted by こやまあきゆき at 01:15Comments(0)円山流陶芸技法

2007年12月06日

クリスマスプレゼント書こう!

陶磁器は、焼かないと使えないのですが、寺町の三条と四条の真ん中とか、出町商店街の真ん中にある100円均一のお店には、真っ白な磁器の器がおいてあります。

外だけ、アクリル絵の具で、ペイントするとか、ロフトとかにあるガラス用絵の具で外に絵を書くと、ある程度耐久性があります。
ただし、口のつく淵や中には、書かない事。

御前二条下がるの「ディオハウス」に売っているカシュウの仲間は、人口漆なので、耐熱性も多少あります。

あくまでも、一時的なものですが、クリスマスを、オリジナルで楽しんでみてください。  

Posted by こやまあきゆき at 17:23Comments(0)円山流陶芸技法

2007年12月05日

クリスマスプレゼントは、オーブン粘土で作ろう!

私が教えている「長尾谷高校」の後期最後の授業に「オーブン粘土」などの、自宅で使える粘土を教える。

設備がないと焼けなかった粘土をオーブンでやけるようにしたもの。

「ロフト」や「ダイソー」でも売っている。

「トイザラス」や河原町蛸薬師南西雑貨店でも見かけた¥7000ほどの、家庭用ロクロ。湯のみ位だけだが、自宅で楽しめる時代になった。手で回す「手回しロクロなら、清水新道近く東側の「イワサキ」で、安く買える。

オーブン粘土は、バーベキューや炭火でも焼けるが、よく乾燥させないと割れとか生じる。注意。  

Posted by こやまあきゆき at 18:04Comments(0)円山流陶芸技法

2007年06月15日

染付け絵の具の作り方

日本では、コバルトを使った紺の絵の具を染付けと呼ぶのは、染色の呼び方。
面積の広い部分は、「だみ筆」という太い筆にたっぷり絵の具を染まして描く。
この時、筆の先を下げると、一気に絵の具が出るので、急いで書く。
最後に溜まった絵の具を、だみ筆で吸い取る。
「呉須」の名は、中国の「呉」に由来するが、特に、渋い日本人好みの染付けは、「呉須」でかいたものである。「青華」は中国人の呼び方。清朝などの鮮やかなイメージがある。
これは、コバルトがイスラム圏から中国に持ち込まれた時。マンガン・鉄などの不純物が多かったので、自然に渋くなったもの。日本では、このイメージを出す為に鉄やマンガンを含んだものを加える。
鉱物の精製技術が進むと、純粋なコバルトが取れ、純還元で焼くと鮮やかな青になる。
同じ絵の具でも、酸化で焼くとやや渋い。炭化はもちろんだが、高温では炭化しない.

コバルトは、他の金属の10分の1位で紺色に発色する。
絵の具のベースは、白土。  

Posted by こやまあきゆき at 22:56Comments(0)円山流陶芸技法

2007年06月07日

下絵付けと転写紙

 陶磁器の絵付けには、一般的に「下絵付け」と「上絵付け」がある。他に「化粧」「釉彩」「金・銀彩」があるが、「下絵」「上絵」は、素焼の生地の上にガラス状の絵の具で描く上絵と素焼に書く下絵の違いで、それぞれに釉薬の上に描いたか、下に化粧に近い絵の具で描いたかによる。

 下絵の絵の具は、発色剤の金属が主体で、やや粘土質の物を加える場合が多い。
 たとえば、コバルトは「呉須」中国では、「青花」とも呼ばれる。

 上絵は、原則鉛ガラスに金属の発色剤を加えたもの。だが、鉛害を防研究がおこなわれている。

 化粧は、白化粧を白絵土などで書かれていた赤土の生地を白く見せるための技法だったが、カラフ ルな化粧も使える。原則白土に10%ぐらい金属をいれると様々な色が仕えるが、コバルトは更に
 10ぶんの1でも十分。
 更に色土。発色剤をくわて作る粘土。ブルーのペンダントや食器で有名なウエジーウッドなど有名
 釉彩は、ややマット系(透明ガラス系でない半透明の釉薬)釉薬の色を使い分けて、絵画的表現。
   

Posted by こやまあきゆき at 02:25Comments(0)円山流陶芸技法

2007年05月23日

ロクロ実習を指導して

今日は、長尾谷高校京都四条校の実習日でした。3回目の授業なので皆自由に作りたいものを作ってました。一人の学生から「ろくろ」とは、そも何?との質問。もちろんすでに回転台をまわしながら陶磁器の成形に使う道具である事は、皆しっている。
今日は自由課題なので、型の説明はしたものの、電気ロクロも6名体験。数名が小ロクロと呼ばれる円盤が回る鉄製のロクロを使っていた。
ろくろは、轆轤と書き、「こけし」などを作る木工用の轆轤もあるが、陶芸用は、今日ほとんど。電気ロクロか、手回しロクロになった。
京都は、一般的に時計周りで使うが、地方によって逆とか両方もある。
我が工房には、「手回しろくろ」と「蹴りろくろ」もある。
手回しは、木のロクロの表面の端に穴がくぼんでいて、木の棒で回して使うタイプ。
蹴りロクロは、京都は、右足で自転車のように手前に蹴りながら使っていたが、
大谷焼きなど、巨大な甕(かめ)を作っている地方では、一人が横になって太い軸を両足で走るように蹴って、作る人は、回る台の上の作業に集中していた。夫婦でぺヤになる事が多い。
楽焼などは、もともと板の上で作るため、ロクロは使わない、中近東などでは、タイヤの上に台を乗せてロクロを作ったりさまざまな材料道具で作られる。古くからの人類の知恵。  続きを読む

Posted by こやまあきゆき at 19:27Comments(0)円山流陶芸技法

2007年05月21日

掘った粘土を自分で使える粘土にするには。

基本的に、地面に水溜まりがあったらその下には粘土層があると考えてください。
砂漠のような砂地では、水が溜まりません。
粘土層には、以前も紹介したように、まれに白土もありますが、一般的には、鉄分なども混ざった赤土の可能性が高いのですが、粘土は一度乾燥させたほうがいいのですが、スイヒといって水を溜めたところに入れて泥状にします。これを素焼きの鉢(昔は、瓦なんかも使ってますが、)に布(厚手の綿なんかいいのですが)を敷いて泥を流し込み、周囲や上もその布で包み込むようにして、あまり暑すぎない、湿度が高すぎず・低すぎずの場所で、湿気を抜いていきます。徐々に指を刺したら形が残る耳たぶよりやややわらかめで、一度揉んでビニール袋などに包んでしばらく寝かせます。
程よい硬さになると揉んで、使ってください。ただし、耐火度が変わるので、一度テストを焼いてみます。
決まった板に、長さのメモリを入れた。粘土板などを焼いて、どの程度収縮するか?耐火度チエック。  

Posted by こやまあきゆき at 00:00Comments(0)円山流陶芸技法

2007年05月18日

化粧の作り方

化粧といってもこれは陶磁器ち使う化粧土の事です。
昔は、磁器のような白い焼き物は、貴重品で、一般のものが使えるものではありませんでした。
粘土の多くは、鉄分が混ざって赤土になっており、信楽のような白土も珍しかった時代。
赤土の上に、白絵土など、僅かな真っ白い粘土を塗って白く見せました。
世界には、「カオリン」と呼ばれる、磁器粘土にも使われる真っ白い粘土もあります。
「朝鮮カオリン」「ジョージアカオリン」「河東カオリン」「中国カオリン」「ロシアカオリン」「ニュージーランドカオリン」・・・日本では、天草陶石が磁器の原料に使われ始め、出石・砥部・久谷・瀬戸などでも磁器の原料がとれますが、天草ほどの良質の鉄などの金属を含まない原料は、希少価値でした。近年脱鉄技術が進んで、微量の金属も取り除けるようになった為に、各地の磁器も真っ白になりましたし、衛生陶器も白くなりましたが、昔は真っ白は大変貴重でした。
そこで、磁器に使う化粧は、磁器土の乾粉をそのまま主原料に化粧にできます。
陶磁器には、白土ですが、カオリンなどとのブレンドで、粘土の本体の近い収縮の化粧土を作ります。
蝋石を加えるのも有効です。剥落しにくい化粧が出来ます。
化粧のポイントは、焼いたときの色と、土台の粘土との収縮を同じか近いものにしないと焼いたときに剥落します。(色化粧は、仔細・追記へ)  続きを読む

Posted by こやまあきゆき at 00:23Comments(0)円山流陶芸技法

2007年05月15日

京都の登り窯

私の生まれた家で焼かれていた登り窯は、京都でも最大級の窯で、冨本憲吉先生・鈴木清・父小山喜平や京都の美(芸)大の学生たちをはじめ多くの陶芸作家を輩出したことから、「作家窯」と呼ばれていた。泉涌寺地域では、「黒門」と呼ばれていた。正面に大きな黒門があり、黒塀に囲まれていた。
そこの焼き方は、京都の他とも変わらないが、地方の窯とは明らかに違う。
1、窯には、下から還元・酸化・最上段に素焼き
2、ドウギと呼ばれる半地下のところから焼き始め、下の温度が上がると次の段が素焼きの温度を超え、次に上の段の両端から同時に薪を放り込む。このとき、横穴を空けると一気にその袋の温度が下がる為に、為に温度のすぐ上がる細い割り木をすぐ下に放り込むと穴の内側が一気に高温になって熱のカーテンが出来る。そのカーテン越しに奥・手前・奥・手前とバランスよく投げ込む。
ただし、奥というのは、正面から見ると投げ込む両側の袋の入り口の両端を4等分して、右からは、右4分の一にまずカーテンを作る割り木を、次に右から4分の2の中央のラインまでを狙って。また手前・また中央。同じ事を、左の穴から投げ込む人は、左手前・左奥・左手前・左奥と、左右ほぼ同量の薪をバランス良く投げ込む。実は、横に人が中を歩ける大きさの袋は、左右両側の入り口を窯詰め後、ふさぐ際に、炊き込みに使う穴が左右に確保されており、薪を投げ込む以外は、ふたをする。
正面から見ると、ほぼ均等に4等分の中心の真上に小さな穴が開いており、そこから炎が均等に吹き出ているが望ましい「還元」。たまに炎が穴から引っ込んだりするのが酸化・イレギュラーだと中性。
わずかな穴から吹き出る火の状態を観察する事で、窯の中の状態を把握できた。
同じ窯で酸化の織部や還元の白磁・青磁が焼かれた。
しかし、織部の銅は、気化して他のものに引っ付きやすい。
共同窯は、御互いがプロの集団。皆がきっちりルールを守って・共同作業で全力を出して、酸化・還元を焼き分けた。 京都の仕事人のプロの仕事。  

Posted by こやまあきゆき at 22:51Comments(0)円山流陶芸技法

2007年01月07日

泥で手袋を焼く

泥といっても、磁器の削り粉の乾粉を水に加えると磁器の泥になる。
石膏型に流し込む場合は、水ぐすりなど加えるが、流し込む事で、石膏面が水分を吸収するので、徐々に厚みができてくる。ただ型によって厚さの加減も考慮が必要。うまく型からはずせても焼くとひずむ場合がよくある。
この泥。熱い軍手がわかりやすいが、水分を芯まで吸収する素材で出来たもの。たとえばトレーナーとか手袋が、焼くと繊維がほぼ灰になり、磁土がそのまま焼き物として形をとどめる。
陶紙なども主成分を紙の成形段階で磁土の成分を加えたもの。
私は、作品で使った経験がある。  

Posted by こやまあきゆき at 01:41Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月26日

土鍋は伊賀焼?

伊賀焼には、有名な土楽さんのよな鍋の名家がある。土・焼・デザイン。いろいろあるが、基本的に底は丸くてやや局面。火が均等に土鍋を包み込む形状になっている。基本的に焼く温度を高温でもやや甘い目にしているので、色彩が比較的限定されていた。土がやや荒いので、昔は使う前にいろいろな手順があった。そうして自分の使いやすい馴染んだ鍋になっていく楽しみがあった。最近は、お金で買ってすぐ使うものというイメージがあり、花瓶でも水止めしてあるのが当然で、染み出したら欠陥品扱いされる。そのためシリコン処理が当然になり、食用シリコンも登場している。
出来れば、昔のように自分に馴染んだ鍋に気に入った鍋を育ててください。一人用もありますから。  

Posted by こやまあきゆき at 01:04Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月24日

現代アートのためのオブジェ土

前衛とかオブジェとか陶芸の世界にアートが入ってきて生まれたのが、陶磁器で立体作品が作りやすい荒土とも呼ばれる粘土。信楽ベースの白荒と赤土ベースの赤荒がある。どちらも信楽土(白粘土)・赤土に童仙房と呼ばれる耐火度の高い粘土をふるって、細かい粒子を加えた粘土。割れたりひずみにくい。磁土は、瀬戸の磁土のように半磁器系の粘土がよく使われる。この粘土は京都の芸大などで立体作品を多く制作する為に、当初各自が自分で作っていたが、出入りの粘土業者が「荒土」の名称で、「白荒」「赤荒」と名付けた。元々京都でよく使われる粘土は、信楽のスイヒした粘土の荒い粒子を取り除いているものを、更に細かくすりつぶして細かい粒子だけの粘土を、信楽土と呼んでいる為に、厚さや密度が違うとひずみの結果割れやすい。ロクロや手ひねり・タタラでも、食器などの一般的形状の場合プロが使えば、割れもほとんど出ないが、オブジェなどは、信楽のスイヒしただけのものだと、多少の厚さの違いがあってもゆがみ・割れが少ない。これは、粒子の隙間があることと、粒子の大きさの違いが、ゆがみを多少修正してくれるからである。京都は、磁器や半磁器に近い食器の高級品に使う為に、粘土の粒子を細かくしている為に、耐火度を上げて、多少粒子の変化も加える為に、童仙房を、自分の目的や肌合いなども考えて、好みの粒子にフルイの目を決めてふるい、京都の信楽土に加えた。  

Posted by こやまあきゆき at 02:15Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月22日

窯を焼くのは、赤松で。

窯を焼くのに最適な木は、赤松といわれている。何よりも火力が強い。松食い虫に食われた木は、不適格。ところで、昔京都では、窯焚きの専門家集団が順に登り窯を移動して、薪割りをして、窯を焼いた。泉涌寺だけで13基の窯が1ケ月に一度焼かれ、2日に一度ぐらいは、どこかの窯に火が入ってました。窯師は、受け持ちの窯で2000束前後の薪を割り、大きな節があって割れないものを、最初のあぶりか、ドウギと呼ばれる、半地下にある、正面の窯の焚き口に使い。普通に割った薪はくべる為、細割は火力を挙げるため、枝の細いものは、温度を下げるコロと呼ばれました。
薪を横の炊き込み口から投げ込む為に、ふたを開けます。温度が下がると中々温度が元に戻らない。そこで、細い薪をたくさん入り口付近に投げ落として、火幕をつくります。火のカーテンが温度を下げない働きがあり、左右両側から、手前と中ほどにバランス良く投げ入れます。天井には、横1列の4つの穴があり、その火ので方で、窯の中の火の流れが読めます。
 不思議と、赤松のあるところ、磁土が取れ、近くに温泉ありとか。  

Posted by こやまあきゆき at 05:32Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月22日

釉薬鉄の色

釉薬つは、一番上にかける上釉のことだが、灰を主体にする場合は釜戸の雑木灰でもたいてい釉薬になる。これに1~2%鉄分が含まれると、酸化で黄瀬戸や黄磁。還元で青磁になる。
10%ぐらいで天目とも呼ばれる黒。それを超えると酸化で柿天目のような赤茶。更に鉄赤に。
鉄は、800度ぐらいの低温でも赤・黄などの発色に使われる。低温では基本的に酸化。  

Posted by こやまあきゆき at 05:12Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月22日

楽茶碗を作る・焼く

楽焼は普通の陶磁器より焼く温度が低い為に、粘土に耐火度が要求されない反面、その工程から、熱による収縮が小さくなければならない、熱い窯に入れ、古来の技法では、炭火の温度を上げるなどして、表面の鉛ガラス化する釉薬を溶かす。また、黒楽など鴨川石を含んで黒く焼ける釉薬の発色を最もいい状態でストップをかける為に、熱い窯から引き出され。時に水につけられる。
こんな荒業に耐えられるのは、大火度の高い土か焼粉を振るって粘土に加えると収縮の小さい粘土になる。鴨川石は鉄分を多く含んでおり、黒楽に最適であった。
楽茶碗の成形は現代語ではピッチングとも呼ばれるが、板の上に置いた塊に芯を途中まで差込回しながら徐々に広げ・成形していく方法が基本だが、もう一つの特色は、成形・半乾きでU字型のカンナで削っていく。砂がまざった粘土の感触をけづっていると裏で受けている手に削っている感触が伝わる。楽用の土は、細かい砂地の混ざった粘土の感触で、実に気持ちよく削れる。窯のないひとでも耐火れんがで簡単に窯が作れる。レンガを円形に並べ、1段目に鉄の溝ふたのような構造物を置くと作品を置きやすい。現在の窯用の横板があればいいがなければ耐熱レンガ代用。焼く作品を置く場所設定。更に周りを高く積む。1段目に空気穴。後はまず窯を焼いて内部の温度を上げる。炭は便利。
材料がなければ、割り箸ダンボール1箱分でも焼ける。食堂やうどん・ソバ屋でもらう方法もある。
釉は天然の土灰に焼く温度を下げる鉛を多く含んだ原料を加えて、表面ノガラス化する温度を下げる。黒楽は鴨川石を入れて焼く。火鋏でつまんで入れ、取り打す。京都の清水道の「イワサキ」に行けば、市販の『楽土』『楽釉』も買える。ヨーロッパでは、この焼き物が大変進化して、様々なラスターなどを生んでいる。元々ガラスに鉛を入れると熔ける温度が下がることは、古くからシルクロード伝播の技術として、知られていた。近年の「ヨーロピアンラク」の研究は、京都市工業試験場の木村隆先生のご専門だ。楽窯から引き出した茶碗を、籾殻などに投げ込むと様々な変化が出来る。籾殻は、竹灰・わら灰と共にシリカが多い。詳しくは、京都リサーチパークの木村隆先生まで。  

Posted by こやまあきゆき at 05:01Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月12日

転写紙

イワサキで買った転写紙を授業に使っている。
上絵用・下絵用がある。
上絵は水でもどして、シールのように貼るタイプ。
下絵は、素焼きに貼って水を含んだブラシでたたいてはがす。上はらドバイ釉などをかけて焼く。自分で和紙などで作ることも可能。ただし量産以外なら手書きの方がいいのは当然だが、最近は筆むらまで転写で書き込んでいるので、厚みも出てきた。しかし私が授業で使うのは、こういう技術が安価な市販品に、一般的に使われている事を知ってもらいたいのと、一つの課題として、転写した後、自分らしさを出してほしいという課題のテーマに使っている。学生達は、転写の空間に下絵具や上絵具で彩色したりデザインを加えるなどして、みごとにオリジナルに変えていく。それはいつも私に、既製品でも発想を変えれば、まったく別の使い方がある事を、教えてくれる。  

Posted by こやまあきゆき at 23:36Comments(0)円山流陶芸技法

2006年12月10日

自宅で楽しむ粘土遊び

紙粘土・油粘土・樹脂粘土・ホイップ粘土
最近様々な粘土が市販されている。
特にオーブンで焼くオーブン粘土は、京都ではロフトで売っていると紹介していたが、京都最大の\100円ショップ、ダイソーの三条通りのお店(三条会の西出口千本と三条の西大路の間。JRや地下鉄の二条駅の南側にあるお店には、ねんどと書いたコーナーがある。オーブン粘土もある。
樹脂粘土で種類が多いのは、ロフト。
本来陶磁器の原料は、東山の清水道のイワサキで買うものだった。
アメリカ陶芸の材料は、烏丸松原あたりの松原通りの山口忠兵衛(山忠)でも買える。  

Posted by こやまあきゆき at 00:04Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月26日

呉須(ゴス)・青華・染付け・・・コバルト絵具とは?

陶器や磁器に紺色の絵具で書いたものがたくさんあり、どうして作れるの?的質問を良く受ける。
磁土に普通1割ぐらい顔料だったら磁度くず。ホイップも数%のコバルトでOK!基本的に、コバルトは最も古くから使われた絵具の原料で、中国の景徳鎮では、今のパキスタン方面から取れたものを使っていた。最初は、コバルト以外の成分も含まれているために渋い色になっているが、試験場では、鉄やマンガンなどを、コバルトに加えて色を渋くする実験をしていた。俗に「旧ゴス」と呼ばれる。古い染付けは元々この色。新ゴスは最も新しい中国の陶磁器が、コバルトの純度の高い生地も白いものをとくれるようになった為に、色絵もゴスも明るくなっている。これを中国では青華と呼んでいるが、日本では、呉国を指す呉須が定着している。この場合旧ゴスを指す。京焼きは本来陶器で粟田焼きでもやや鉄分の入ったクリーム色。磁器は天草などから運んでこられたものだったが、当時は鉄分の多い3級品しか運んでこれなかった。しかし逆に京都では、旧ゴスとの組み合わせで、京焼き・清水焼に染付け磁器を加えた。旧ゴスを使って。  

Posted by こやまあきゆき at 00:58Comments(0)円山流陶芸技法