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アート/芸術  |東山区

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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年09月02日

陶器の色.鉄

陶器の色は、基本的に含まれている金属と焼く温度・焼き方で決定します。
一番良く使うのが、鉄を含んだ原料です。

たとえば、酸素のない還元で1300度で焼くとして、釉薬の鉄以外の成分で透明釉になる調合に対して、2%前後鉄分が含まれると、青磁と呼ばれる釉薬になります。他の成分によって、グリーン系の天龍寺青磁かブルー系の砧青磁になります。
酸化の場合、酸素と結合して、黄磁、灰釉薬系では、黄瀬戸などに。
酸化・還元共、鉄が増えていくと、黒釉系つまり天目釉・瀬戸黒・などになりますが、酸化では、更に多くなると、茶系から赤になっていきます。途中で、他の成分との関係もありますが、結晶や熔けない現象も生じ、この溶岩状のものを、還元で再び焼くと、油滴になったりします。

低温では、上絵の赤や黄も鉄が有名です。  

Posted by こやまあきゆき at 01:12Comments(0)