2006年11月10日
2006年11月10日
円山流基本31釉
赤:辰砂・銅赤・鉄赤・赤天目
青:砧青磁・トルコ青
紫:各種キン窯
紺:瑠璃・海鼠・オーセンティックブルー
茶:黄瀬戸・柿天目・松灰釉・樫灰釉
黒:瀬戸黒・黒天目・油滴天目
緑:織部・コアグリーン・天竜寺青磁・ペルシャ青
白:志野・白マット・白磁・白萩(土灰+藁灰)
透明:土灰釉薬・石灰釉薬・楽釉・萩・イス灰釉
色釉(ピンクなど石灰釉に顔料添加しrたもの)
青:砧青磁・トルコ青
紫:各種キン窯
紺:瑠璃・海鼠・オーセンティックブルー
茶:黄瀬戸・柿天目・松灰釉・樫灰釉
黒:瀬戸黒・黒天目・油滴天目
緑:織部・コアグリーン・天竜寺青磁・ペルシャ青
白:志野・白マット・白磁・白萩(土灰+藁灰)
透明:土灰釉薬・石灰釉薬・楽釉・萩・イス灰釉
色釉(ピンクなど石灰釉に顔料添加しrたもの)
2006年11月10日
2006年11月10日
2006年11月10日
円山流の11種の粘土
磁土・半磁器・粟田土・鍋土・陶板土・荒土・信楽・赤土・楽土・萩土・備前土の11種
もし手に入らなくて自分で作るなら、・・・・・手に入るもので工夫しよう!
磁土(天草+カオリン・・・乾粉でOK)。半磁器(磁土+木節)。鍋(信楽+耐火土)。赤土は、信楽に鉄粉とか鉄錆。楽土(信楽+シャモット〔焼き粉〕)。荒土(白は信楽・赤は赤土に耐火土を篩った粒子の細かいものを混ぜる)・備前(赤土原土に塩分を加える)
作った粘土は、耐火度と収縮率をチェック。また備前土は7日間ぐらいのペースで低い目で焼き〆ないと、溶岩の後のようになるので注意。
もし手に入らなくて自分で作るなら、・・・・・手に入るもので工夫しよう!
磁土(天草+カオリン・・・乾粉でOK)。半磁器(磁土+木節)。鍋(信楽+耐火土)。赤土は、信楽に鉄粉とか鉄錆。楽土(信楽+シャモット〔焼き粉〕)。荒土(白は信楽・赤は赤土に耐火土を篩った粒子の細かいものを混ぜる)・備前(赤土原土に塩分を加える)
作った粘土は、耐火度と収縮率をチェック。また備前土は7日間ぐらいのペースで低い目で焼き〆ないと、溶岩の後のようになるので注意。
2006年11月10日
300色の色化粧
昔から歌舞伎役者や舞妓さん達は、顔を白塗りにします。まだ磁器のような真っ白い焼き物ができなかった時代から、白い器を作る方法として白化粧という技法が生まれました。ここで使う真っ白い土にも色々名前が付いていますが、大切なことは、本体の粘土と焼く時の収縮率が大きく異なると剥落しますし、そのために成分を調整する必要もありますが、京都府陶工訓練校(現在の陶工高等技術専門校)で基礎を2年間学んでいたころ、300百色の色化粧を作る実験を同僚の山崎君と行いました。結局色の3原色とその中間色のカラフルな主要150色の実験で終了し、翌年後輩が残りの150色を完成してくれましたが、実験の方法は、磁器に塗る化粧として、同じ磁器の成形し削った乾粉9対顔料1を基本としました。顔料とは、高温で焼くとトルコ青ならその色になるように調整して乾粉にしたもので、ピンクとトルコ青の中間は明るい紫のなるとか、顔料1を10%と考えてその配合を少しずつ変化させました。ただし、顔料ではなく金属、たとえばコバルトや銅やマンガンなどの場合は、10%でいいのかまず実験。結局コバルトは1%でもいいくらい発色します。また酸化で実験しましたが、コバルトは還元の方が奇麗だとか。地道な実験で様々な色化粧をたくさん作りそれを使った作品も生まれました。化粧し、もう一度素焼き(800度位)で焼いて、透明の石灰釉をかけます。応用で作品に複数の水色から黄緑系の化粧数種類を重ねた作品には、あえて青を強調し全体を1つに調和させるために砧系(ブルー系)の青磁釉をかけました。また粘土用は信楽土の乾粉を使おうとしまhしたが、薄く塗る分には、磁器土ベースでも剥がれませんでした。ちなみに昔トイレの黄緑の陶製の便器などは、クロム系の化粧を使われた事もありますし、タイルの色出しに化粧を使う場合もあります。これは、釉薬にピンクなどの顔料を混ぜてピンクの釉薬にしても、ムラが出やすいので、アラカジメピンクに化粧すれば、透明釉をかけるだけですむからです。