2007年05月23日
ロクロ実習を指導して
今日は、長尾谷高校京都四条校の実習日でした。3回目の授業なので皆自由に作りたいものを作ってました。一人の学生から「ろくろ」とは、そも何?との質問。もちろんすでに回転台をまわしながら陶磁器の成形に使う道具である事は、皆しっている。
今日は自由課題なので、型の説明はしたものの、電気ロクロも6名体験。数名が小ロクロと呼ばれる円盤が回る鉄製のロクロを使っていた。
ろくろは、轆轤と書き、「こけし」などを作る木工用の轆轤もあるが、陶芸用は、今日ほとんど。電気ロクロか、手回しロクロになった。
京都は、一般的に時計周りで使うが、地方によって逆とか両方もある。
我が工房には、「手回しろくろ」と「蹴りろくろ」もある。
手回しは、木のロクロの表面の端に穴がくぼんでいて、木の棒で回して使うタイプ。
蹴りロクロは、京都は、右足で自転車のように手前に蹴りながら使っていたが、
大谷焼きなど、巨大な甕(かめ)を作っている地方では、一人が横になって太い軸を両足で走るように蹴って、作る人は、回る台の上の作業に集中していた。夫婦でぺヤになる事が多い。
楽焼などは、もともと板の上で作るため、ロクロは使わない、中近東などでは、タイヤの上に台を乗せてロクロを作ったりさまざまな材料道具で作られる。古くからの人類の知恵。 続きを読む
今日は自由課題なので、型の説明はしたものの、電気ロクロも6名体験。数名が小ロクロと呼ばれる円盤が回る鉄製のロクロを使っていた。
ろくろは、轆轤と書き、「こけし」などを作る木工用の轆轤もあるが、陶芸用は、今日ほとんど。電気ロクロか、手回しロクロになった。
京都は、一般的に時計周りで使うが、地方によって逆とか両方もある。
我が工房には、「手回しろくろ」と「蹴りろくろ」もある。
手回しは、木のロクロの表面の端に穴がくぼんでいて、木の棒で回して使うタイプ。
蹴りロクロは、京都は、右足で自転車のように手前に蹴りながら使っていたが、
大谷焼きなど、巨大な甕(かめ)を作っている地方では、一人が横になって太い軸を両足で走るように蹴って、作る人は、回る台の上の作業に集中していた。夫婦でぺヤになる事が多い。
楽焼などは、もともと板の上で作るため、ロクロは使わない、中近東などでは、タイヤの上に台を乗せてロクロを作ったりさまざまな材料道具で作られる。古くからの人類の知恵。 続きを読む
2007年05月23日
煎茶器の名門「井上春峰」
井上さんと出会ったのは、私が京都府陶磁器協同組合青年部(通称「五条青年会」に入っていたころ。同会の先輩でもあり、「日吉青年会」のリーダーでもあった井上さんとは、「京焼・清水焼連絡協議会」の会合で気さくにお話させていただくようになり、私と訓練校の専攻科まで2年間同期だった京谷君(現在は辻美香さんと結婚されて、岩倉の「晋六工房」におられる)が、しばらく修行していた関係で、遊びに行く機会も多く、以後井上さんとも親しくなり、今日も可愛がっていただいている。
東山七条下がった、今熊野のJR線の南側の坂を東にまっすぐ上がっていくと自然に導かれる。
煎茶の名器が並んでいると同時に、煎茶に使う様々な道具も並んでいる。
直接見学も可能なので、ぜひ一度足を運んでみては?
事前にご都合を聞いてからにしてください。 続きを読む
東山七条下がった、今熊野のJR線の南側の坂を東にまっすぐ上がっていくと自然に導かれる。
煎茶の名器が並んでいると同時に、煎茶に使う様々な道具も並んでいる。
直接見学も可能なので、ぜひ一度足を運んでみては?
事前にご都合を聞いてからにしてください。 続きを読む