京つう

アート/芸術  |東山区

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
オーナーへメッセージ

2007年02月18日

人間国宝 清水卯一先生の想い出

清水卯一先生のご自宅はご存知五条坂の東大路よりやや西の北側にある。先生が土を求め、薪で焼く窯を求め滋賀県の蓬莱に移られて、この地の自然の材料を駆使して取り組まれたのは有名がだ、石黒先生・木村盛和先生らとの交友。鉄釉の研究。天然の灰釉のダイナミックな作風。何よりも叔父鈴木卓司・友人で先生の弟子の猪飼祐一を通して聞いていた先生像と、実際お会いしてお話をお伺いするようになって私自身、土・窯、焼き物の持つ原点をこれほど直接的に感じさせてくださった方は珍しい。私自身、陶芸の世界に入る最初の興味が鉄釉の研究からだったし、先生と発表の場が違ったが、「日展」初入選作品の『回想』は、松の木の灰を使った釉によるものだった。天然灰や鉄釉におもしろい物が出来ればできるほど、造形を複雑にするよりシンプルイズベスト。しかし、肌に素材の荒々しさが残った方が、おもしろい変化を生み出す事など経験していく内に、先生の作品の魅力が見えてくるようでわくわくしたのを覚えてる。もっとたくさんの作品を残していただきたかった。

同じカテゴリー(陶芸家)の記事
 祇園八源会 岡田さん 木村先生 (2014-02-25 21:23)
 幻の人間国宝 (2012-01-06 22:58)
 「歴史地図本 知ってたずねる 京都」 (2007-10-15 03:29)
 煎茶器の名門「井上春峰」 (2007-05-23 01:12)
 陶祖「板谷波山」の名作が住友泉屋博古館で! (2007-05-14 00:44)
 京都市工業試験場でみるテストピース (2007-04-16 23:46)
Posted by こやまあきゆき at 00:07│Comments(0)陶芸家
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。