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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
オーナーへメッセージ

2007年05月15日

京都の登り窯

私の生まれた家で焼かれていた登り窯は、京都でも最大級の窯で、冨本憲吉先生・鈴木清・父小山喜平や京都の美(芸)大の学生たちをはじめ多くの陶芸作家を輩出したことから、「作家窯」と呼ばれていた。泉涌寺地域では、「黒門」と呼ばれていた。正面に大きな黒門があり、黒塀に囲まれていた。
そこの焼き方は、京都の他とも変わらないが、地方の窯とは明らかに違う。
1、窯には、下から還元・酸化・最上段に素焼き
2、ドウギと呼ばれる半地下のところから焼き始め、下の温度が上がると次の段が素焼きの温度を超え、次に上の段の両端から同時に薪を放り込む。このとき、横穴を空けると一気にその袋の温度が下がる為に、為に温度のすぐ上がる細い割り木をすぐ下に放り込むと穴の内側が一気に高温になって熱のカーテンが出来る。そのカーテン越しに奥・手前・奥・手前とバランスよく投げ込む。
ただし、奥というのは、正面から見ると投げ込む両側の袋の入り口の両端を4等分して、右からは、右4分の一にまずカーテンを作る割り木を、次に右から4分の2の中央のラインまでを狙って。また手前・また中央。同じ事を、左の穴から投げ込む人は、左手前・左奥・左手前・左奥と、左右ほぼ同量の薪をバランス良く投げ込む。実は、横に人が中を歩ける大きさの袋は、左右両側の入り口を窯詰め後、ふさぐ際に、炊き込みに使う穴が左右に確保されており、薪を投げ込む以外は、ふたをする。
正面から見ると、ほぼ均等に4等分の中心の真上に小さな穴が開いており、そこから炎が均等に吹き出ているが望ましい「還元」。たまに炎が穴から引っ込んだりするのが酸化・イレギュラーだと中性。
わずかな穴から吹き出る火の状態を観察する事で、窯の中の状態を把握できた。
同じ窯で酸化の織部や還元の白磁・青磁が焼かれた。
しかし、織部の銅は、気化して他のものに引っ付きやすい。
共同窯は、御互いがプロの集団。皆がきっちりルールを守って・共同作業で全力を出して、酸化・還元を焼き分けた。 京都の仕事人のプロの仕事。

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Posted by こやまあきゆき at 22:51│Comments(0)円山流陶芸技法
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