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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
オーナーへメッセージ

2006年12月15日

陶芸美術団体の系譜

日本には伝統的な陶芸の産地があり、地域的な組織や組合。試験場などの卒業生的つながりなどがあったが、美術的運動は、東京や京都の美術・絵画専門学校あるいは彫刻などを学んだ人たち、あるいは、中国・朝鮮や桃山時代の古陶磁の研究会などから始まっている。私の母方の鈴木家の祖父から過去三代のことは、加藤唐九郎さんの本に書かれているのだが、鈴木清は、楠部弥一・浅見隆三・らと赤土会を結成しているが、山本格二氏らと彫刻家としての活動を行い、富本憲吉の国画会の工芸部の公募に参加して、以後生涯富本と行動を共にしている。そのため、国画会工芸部の事務所が私の生まれた、東山泉涌寺の鈴木家の登り窯を中心とした一角(通称「黒門」)に開かれた。「国展」が柳・浜田・河井の参加で、富本と連名で「民芸館」が設立され、民芸運動が起こるが、富本は、元々創作重視の作家であり、やがて国展は創作重視の富本をリーダーとした第1部と、伝統技法を重視した第2部民芸分かれて審査・展示されるようになる。その一方で、官展の歴史にもなる文展は、第1部日本画・第2部洋画・第3部彫刻に続いて、第4部工芸として、陶磁器・漆芸・染色・金工などの創作的作品が加わり、後第5部の書も加わる。関東では、板谷・富本・関西では5代清水六兵衛などが中心となる。しかし、登り窯・美術系大学もない時代、出品者のほとんどが、窯元の息子だった。文展が帝展・文展・日展となるわけだが、富本を中心とする工芸家だけの研究会、新匠工芸会は、やがて富本の芸術院退会によって、独立。そこには「女流陶芸」創設の坪井明日香や走泥社の三羽烏。八木・山田・鈴木らの顔も出品者のなかにあった。富本・近藤・鈴木・型染めの稲垣らの退会組みと清水・楠部・ろうけつ染の小合らの日展組。柳・河井・浜田・芹沢・黒田らの民芸。更に、伝統工芸の設立。
富本やその教え子の近藤・藤本・田村や、備前の金重・萩の三輪に民芸の浜田らが人間国宝になった。鈴木・河井・山田どんな団体にでも表に出る事を望まない人間もいる。美術運動を動かしたリーダー達と、それを支える人たちの系譜は、表の顔だけが、残っていく。

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