陶器祭りの裏話

こやまあきゆき

2006年06月17日 01:51

毎年五条坂の夏の風物詩。陶器祭り。昔は、北側に陶器の問屋さんのお店側と向かいに五条・日吉・泉涌寺の陶器屋さんの店が並び、中央と通りの南側に全国の陶磁器の業者さんが店を出していた。必然的に、京物を安く買うのは、北。地方もんを買うのが南だったが、独立した若手作家が、数多く出店するにつれ、南の両側に若手作家の店が並んだ。中には、地方の作家も出店している。
いいものはいい。熱い4日間、それより長い数ヶ月間にがんばって作った。汗と努力の結晶の宝の山だ。安く買うもいいが、この機会に、気持ちよく買ってあげて、連絡先など教えあって、是非素敵な出会いにしてください。工房見学もできるかも。特に周辺のへんぴな山間などでがんばってる作家は、一日がかりで遊びに行く価値あり。通いつめて押しかけ女房になった女子大生もいました。岡田さんの八重ちゃんとか。最後に長くこの祭りを支えてくださり他界された、猪飼さんにご冥福をお祈り申し上げます。合掌。