近美で出会う
富本憲吉展で、奈良の富本憲吉記念館の館長代理で、富本研究第一人者の山本さんご夫妻と出会う。今回の展覧会には、今まで見たことのない作品が多く。実は、富本作品が、作家として最も値段が高く、実は贋作(にせもの)も多い。
一流の美術館所蔵品でも、贋作の可能性があり、作品のほとんどが、先生の生活同様にほとんど記録されていることから。毎回全部本物ですか?という話から始まる。
助手を務め、先生の技法をほとんど知り尽くしている父の所には、鑑定の依頼が後を絶たない。やはり、前の父の個展の時に、先生の作品を¥4000万で買った方が、その作品を持ち込まれた。残念ながら、見事な贋作だった。正直、知っても残念なだけで、お気に入りでしたあら大事にしてあげてください