高島屋で京都の名士・芸術家のチャリティー展

こやまあきゆき

2006年10月25日 00:35

年末が近づくと、新聞社などの主催するチャリティー展がいろいろ開催される、中でも今回の展覧会は、スケールの大きい展覧会としてやはり一見の価値ありの展覧会である。普段いっしょに見る機会のない作家の作品が所狭しと並ぶが、ある意味これは、多様な作家の作風などを見比べる絶好のチャンス。また、ほしい作家の作品が、リーズナブルに手に入るチャンスでもある。そして、本来の目的である売上は、様々な社会貢献に役立てられる。
ところで、今回の出品。常連さんだが、身内もたくさん出品している。父小山喜平・叔父鈴木卓司・その従兄弟鈴木健司は、比較的近い身内。また過去に展覧会や陶芸運動を共にした仲間も出品し始めた。そんな中の一人、近藤高弘さんの作品は、私がほしい作品の一つ。
?なんで小山晶之が出品してないか?って?
はっきりいって、名士の展覧会なので、依頼がなかっただけ。・・・やっぱり高く売れないとチャリティーの目的が達せないので、デビューした頃、時に月に7つもの展覧会に出品する超売れっ子作家だった。問題は、高く売る気がないだけ。ほしい?じゃあ使ってみて!と、あげるクセもあり、商売にならない 「ほんとにほしいの?」「無理しんといて」「義理買いだったらやめて!お金いらんし」なんていってしまう人間。プロにはなれないのかも。2度目の日展入選した時、いっぱい知らないとこから電話かかって、中には、本で見たので売ってとか。いいけど見て、触って、それでもほしかったら考えます。なんて生意気な事いっちゃった。でも、この展覧会の出品者は、高く評価されてる方々のほんとに善意なので、皆さんも善意の輪に参加・協力しましょう!

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