京つう

アート/芸術  |東山区

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
オーナーへメッセージ

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by 京つう運営事務局 at

2006年06月07日

小山晶之と黒門

小山が生まれた家は、母方の曽祖父、初代鈴木清湖が清水寺門前で陶芸に取り組み京都で始めて磁器の人形を制作したのに始まる。あのティファニーがはじめて国際舞台でスポットを浴びた「パリ博」で清湖の人形は銀牌を取り、ヨーロッパなどへの輸出で財だ出来た。五条の共同窯から、泉涌寺の800坪の竹林を手に入れ、登り窯や工房群が本格的に開いたのが大正13年。五条の清水寺門前は、妹の中條家に受け継がれた。美濃焼の伝統ある絵師の家柄と加藤唐九郎の陶芸辞典は、鈴木家について個別に鷹次郎・喜三郎などについて書いている。初代清湖は、磁器技法習得のために瀬戸で学び。この頃入ってきた西洋絵の具も取り入れ、独自の研究で高度な技術を完成させた。高度な作品には、1体で104個の型が使われたと伝えられている。絵付けにも和洋の様々な技術が駆使された。実は、この伝統が鈴木清が彫刻を学ぶ下地でもあり、山本格二らと彫刻家としても活動し、建築家の富本とも意気投合する。アメリカの巨匠フレッドオルセンも内弟子の一人。
  

Posted by こやまあきゆき at 04:15Comments(0)

2006年06月07日

小山晶之と創作陶芸

小山晶之、東山の泉涌寺、日赤の裏。当時登り窯のあった母方の黒門に生まれる。
名づけ親は、日本近代陶芸の祖富本憲吉。富本は、5世乾山の弟子でもある。「民芸運動の活動の場となった国画会」「日展の前身の文展・帝展」「多くの前衛作家も生んだ日本で最初の工芸家のみでの美術団体新匠会」そして「伝統工芸」。4つの工芸運動の美術団体すべてに富本が創生期に中心的役割を果たしている。唯一4つの団体に出品し、最高賞を取り、晩年工房を並べて創作活動に取り組んだ鈴木清は、小山の母方の祖父。そして富本は京都芸大の前身の美大の陶芸科を開き、その1期生で、専攻科終了後、富本の公私の助手となったのが小山喜平。晶之の父。喜平は現在の協会顧問。京都芸術大学名誉教授。京都教育大学の陶芸講座は、喜平が育てたもの。さらに京大西アジア調査隊など、ヨーロッパから中国までのシルクロードを走り回って遺跡の調査をおこなった。  

Posted by こやまあきゆき at 03:59Comments(0)

2006年06月07日

円山流の由来

誰もが知っている、円山公園。しかし円山の由来を知る人は少ない。
公園の東の奥に「安養寺」というお寺がある。もともと天台宗のお寺として開かれ、現在は、鎌倉時宗のお寺。その号が『円山』。実は、浄土宗の法然上人。浄土真宗の親鸞上人が修行されたお寺でもある。江戸時代六つのお寺が料理屋になていった。現在も残る。「左阿弥」さんはその1つ。他に「正阿弥」「重阿弥」「眼阿弥」があり、明治5年に洋館がひらかれた「中村楼」。10年に「自由亭」。これに続いて、残りの2つ、「也阿弥」「連阿弥」を長崎商人井上萬吉が買い取り、京都で最初の洋式ホテル「也阿弥ホテル」が開館した。分家の「常盤ホテル」が現在の「ホテル京都オークラ」。残念ながら、明治時代に2度の火災によって、現在は、「東観荘」の一部に「也阿弥」の名を残す。
 「東観荘」の女将であった吉川妙佳さんの時代に「円山陶芸倶楽部」が、奥座敷に誕生。井上萬吉のひ孫井上よしたか氏が、円山陶芸協会の会長。(3代目円山倶楽部会長)  

Posted by こやまあきゆき at 03:42Comments(0)

2006年06月07日

円山流創作陶芸実技

11粘土:信楽白土・赤土・磁土・半磁土・赤荒土・白荒土・楽土・陶板土・鍋土・備前土・楽土・
 7技法:陶彫・陶塑・ろくろ・ひねり・タタラ・型・泥
 7装飾:化粧・印花・縄文・下絵・上絵・転写・色土
31釉薬:土灰・石灰・天目・瀬戸黒・柿天目・油滴・赤天目・瑠璃・ペルシャ・トルコ・辰砂・黄瀬戸
      織部・萩・白萩(藁灰)・伊羅保・黒マット・志野・楽・白マット他

あなたは、何が作りたいか?すべてはそこからはじまる。

なぜ?円山流なのか!  

Posted by こやまあきゆき at 03:19Comments(0)

2006年06月07日

円山陶芸協会

小山晶之 主菅の自由な創作陶芸活動のための非営利団体。
これまでに、陶芸倶楽部・学校教育・保健所をはじめ、3000名を超える人々が、学んでいる。
『京都円山流創作陶芸』は学校教育にも取り入れられている。
公式倶楽部は、『円山陶芸倶楽部』(京都市東山区泉涌寺東林町29)(一般参加自由)
公式連絡先は、075-723-0098  FAX075-551-4198
公式指導は、『朱雀陶芸倶楽部』『朱七陶芸倶楽部』『長尾谷高校』(すべて一般参加不可

*「京都陶芸ネットワーク」は、他に
『プラナ陶芸倶楽部』(六地蔵)『西陶芸倶楽部』(上賀茂)『キエフ陶芸倶楽部』(四条)
『祇園久智作陶芸倶楽部』(祇園)『木村陶芸倶楽部』(相国寺北)
  

Posted by こやまあきゆき at 01:04Comments(0)