2006年09月02日
陶器の色.鉄
陶器の色は、基本的に含まれている金属と焼く温度・焼き方で決定します。
一番良く使うのが、鉄を含んだ原料です。
たとえば、酸素のない還元で1300度で焼くとして、釉薬の鉄以外の成分で透明釉になる調合に対して、2%前後鉄分が含まれると、青磁と呼ばれる釉薬になります。他の成分によって、グリーン系の天龍寺青磁かブルー系の砧青磁になります。
酸化の場合、酸素と結合して、黄磁、灰釉薬系では、黄瀬戸などに。
酸化・還元共、鉄が増えていくと、黒釉系つまり天目釉・瀬戸黒・などになりますが、酸化では、更に多くなると、茶系から赤になっていきます。途中で、他の成分との関係もありますが、結晶や熔けない現象も生じ、この溶岩状のものを、還元で再び焼くと、油滴になったりします。
低温では、上絵の赤や黄も鉄が有名です。
一番良く使うのが、鉄を含んだ原料です。
たとえば、酸素のない還元で1300度で焼くとして、釉薬の鉄以外の成分で透明釉になる調合に対して、2%前後鉄分が含まれると、青磁と呼ばれる釉薬になります。他の成分によって、グリーン系の天龍寺青磁かブルー系の砧青磁になります。
酸化の場合、酸素と結合して、黄磁、灰釉薬系では、黄瀬戸などに。
酸化・還元共、鉄が増えていくと、黒釉系つまり天目釉・瀬戸黒・などになりますが、酸化では、更に多くなると、茶系から赤になっていきます。途中で、他の成分との関係もありますが、結晶や熔けない現象も生じ、この溶岩状のものを、還元で再び焼くと、油滴になったりします。
低温では、上絵の赤や黄も鉄が有名です。
Posted by こやまあきゆき at
01:12
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