2007年01月08日
小山園のお茶
名前が小山だが、私の親戚ではない。しかし私の生まれた鈴木家に工房があった、富本憲吉先生の頃には、小山園のお茶が日常の生活に組み込まれていた。昨年の全国茶品評会で、1位から3位を独占したのは、鮮烈な印象を残したが、やはり日本のお茶の製造業者の最高峰に君臨するのは、間違いない。辻利と京はやしやは、甘党の店としては、「京はやしや」が1番好きだ。辻利の私が子供のころの社長の姪と同級生だったので、ある時期辻利一色になった時期もあったが、もともと泉涌寺の大谷園の番茶が日常の定番だった我が家と、一保堂のほうじ茶専門の家内とが結婚したわけで、ただ、あきらかに抹茶は、陶芸家の家だけに数日に1度は、日常的に飲んでいた。母の手作りの和菓子と。やはりこの辺りが京都なのだろう。初釜のお遊びで、家元のところでいただいた抹茶は格別だったが、家元襲名披露の夜の「夜ばなし」が忘れられない。
Posted by こやまあきゆき at 23:49│Comments(0)
│陶芸家 小山晶之