2007年01月12日
宇治の朝日焼
宇治に朝日焼がある。遠州七窯のひとつ。粘土に鹿の子と呼ばれる斑点が出る。これは、科学的には、ガスが噴出した跡なのでよく見ると中心に穴が点のように開いていたりする。どちらかといえば還元でも中性気味でないとこの変化は出にくいが、だからといって中性で焼けて酸化になってもこの変化は出ない。電機窯で温度だけあげてもだめなのだ。あくまでも火力が求められる。朝日焼は当主が頭脳明晰な方だったために最新の機材もとりいれた、しかし登り窯を使った構造になっている。企業秘密かもしれないので詳しくは述べられないが、訓練校の大先輩にあたる。
Posted by こやまあきゆき at 01:46│Comments(0)
│京焼き
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