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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年11月11日

オーブン粘土は河原町のロフトで!

自宅でも簡単に出来る、「オーブン陶芸」材料はやはり「ロフト」が便利。他に焼かない樹脂粘土やホイップ粘土(食べないように)・・・などいろいろ。研究してください。
くれぐれも火事・喚起・やけどに注意。かじかんきやけどにちゅうい!カジカンキヤケドニチュウイ!!
そして食べないで下さい。特に小さい子供さんのいる家は、やめてください。子供が食べたり事故になる可能性があるので、小学校高学年以上の話して理解できる年齢以上に全員が達してからにしてください。事故は、起こってからでは遅いのです。せっかくの楽しみを楽しめる環境を作ってから楽しんでください。お願いします。  

Posted by こやまあきゆき at 00:36Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

円山流窯と焼成11法

焼成環境(酸化・中性・還元・中火度・低火度・炭化・)
窯の種類(登り・備前・電気・野焼き・楽窯)・・・ガス・灯油・上絵窯・金窯・穴は現在使っていない。  

Posted by こやまあきゆき at 02:03Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

円山流基本31釉

赤:辰砂・銅赤・鉄赤・赤天目
青:砧青磁・トルコ青
紫:各種キン窯
紺:瑠璃・海鼠・オーセンティックブルー
茶:黄瀬戸・柿天目・松灰釉・樫灰釉
黒:瀬戸黒・黒天目・油滴天目
緑:織部・コアグリーン・天竜寺青磁・ペルシャ青
白:志野・白マット・白磁・白萩(土灰+藁灰)
透明:土灰釉薬・石灰釉薬・楽釉・萩・イス灰釉
色釉(ピンクなど石灰釉に顔料添加しrたもの)  

Posted by こやまあきゆき at 01:55Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

円山流11装飾法

印花・縄文・櫛目・型・化粧・上絵・下絵・ロウ(ゴム)・色土・釉・焼目  

Posted by こやまあきゆき at 01:33Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

円山流11成形法

・ロクロ
・ひも作り
・ピッチング(楽茶碗)
・板作り(タタラ)
・陶彫
・塑像
・型(打ち込み)
・型(鋳込み)
・陶紙
・泥
・乾粉  

Posted by こやまあきゆき at 01:29Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

円山流の11種の粘土

磁土・半磁器・粟田土・鍋土・陶板土・荒土・信楽・赤土・楽土・萩土・備前土の11種
もし手に入らなくて自分で作るなら、・・・・・手に入るもので工夫しよう!
磁土(天草+カオリン・・・乾粉でOK)。半磁器(磁土+木節)。鍋(信楽+耐火土)。赤土は、信楽に鉄粉とか鉄錆。楽土(信楽+シャモット〔焼き粉〕)。荒土(白は信楽・赤は赤土に耐火土を篩った粒子の細かいものを混ぜる)・備前(赤土原土に塩分を加える)
作った粘土は、耐火度と収縮率をチェック。また備前土は7日間ぐらいのペースで低い目で焼き〆ないと、溶岩の後のようになるので注意。  

Posted by こやまあきゆき at 01:20Comments(0)円山流陶芸技法

2006年11月10日

300色の色化粧

昔から歌舞伎役者や舞妓さん達は、顔を白塗りにします。まだ磁器のような真っ白い焼き物ができなかった時代から、白い器を作る方法として白化粧という技法が生まれました。ここで使う真っ白い土にも色々名前が付いていますが、大切なことは、本体の粘土と焼く時の収縮率が大きく異なると剥落しますし、そのために成分を調整する必要もありますが、京都府陶工訓練校(現在の陶工高等技術専門校)で基礎を2年間学んでいたころ、300百色の色化粧を作る実験を同僚の山崎君と行いました。結局色の3原色とその中間色のカラフルな主要150色の実験で終了し、翌年後輩が残りの150色を完成してくれましたが、実験の方法は、磁器に塗る化粧として、同じ磁器の成形し削った乾粉9対顔料1を基本としました。顔料とは、高温で焼くとトルコ青ならその色になるように調整して乾粉にしたもので、ピンクとトルコ青の中間は明るい紫のなるとか、顔料1を10%と考えてその配合を少しずつ変化させました。ただし、顔料ではなく金属、たとえばコバルトや銅やマンガンなどの場合は、10%でいいのかまず実験。結局コバルトは1%でもいいくらい発色します。また酸化で実験しましたが、コバルトは還元の方が奇麗だとか。地道な実験で様々な色化粧をたくさん作りそれを使った作品も生まれました。化粧し、もう一度素焼き(800度位)で焼いて、透明の石灰釉をかけます。応用で作品に複数の水色から黄緑系の化粧数種類を重ねた作品には、あえて青を強調し全体を1つに調和させるために砧系(ブルー系)の青磁釉をかけました。また粘土用は信楽土の乾粉を使おうとしまhしたが、薄く塗る分には、磁器土ベースでも剥がれませんでした。ちなみに昔トイレの黄緑の陶製の便器などは、クロム系の化粧を使われた事もありますし、タイルの色出しに化粧を使う場合もあります。これは、釉薬にピンクなどの顔料を混ぜてピンクの釉薬にしても、ムラが出やすいので、アラカジメピンクに化粧すれば、透明釉をかけるだけですむからです。  

Posted by こやまあきゆき at 00:48Comments(0)円山流陶芸技法

2006年10月23日

赤土と信楽土と磁土

私達の周りといっても、皆アスファルトになってしまいましたが、周囲の山や田んぼを見ると雨の時の水溜り。もちろん田んぼも水溜り。なぜ水がたまるの?水溜りの水を溜めているのは、粘土層です。本来の鉱物と有機物が、長い時間のなかで、融合して粘土層を形成しました。砂は水を溜められません。その粘土になる過程で、地球上で最も多い金属の鉄が含まれていると、鉄サビ色の赤土になります。しかし、まれにその鉄がほとんど含まれなかった白土が出来る場合があります。信楽はほとんど鉄を含みませんが、まだ粒子の粗い鉱石の粒子を含んでいる為に、一度大きな水溜めに入れて荒い石などを、取り除いたものを、信楽で使いますが、京都では、機械の導入もあって、信楽も、もう一度すりつぶして、より粒子の細かい信楽土をつかいます。磁土は、李三平が発見した天草陶石と、カオリンというほとんど白に近い粘土(たとえば、朝鮮の李朝の磁器は、朝鮮カオリンが主原料ですし、カオリンは中国産・ロシア産・アメリカ産・ニュージーランド産などいろいろ実験しましたが、ほとんど差がありません。ただ、天草100%では、ひびが入りやすく、カオリンを酸化で焼くとややクリーム色なので、私の実験では、半々が磁土として使いやすかった。ただし粉から再生した場合。(工業試験場時代)  

Posted by こやまあきゆき at 01:54Comments(0)円山流陶芸技法

2006年10月19日

下絵具の作り方。

基本的に、下絵具は泥絵具で、白い粘土に発色剤の金属を加えると出来ます。泥で使うと「色化粧」にもなります。基本として、陶器の場合は信楽土のような白土。磁器用の場合は、磁器土の乾かしたものに、顔料(調合して高温で焼いたトルコ青とかプラセオ黄とかピンクのトウシコウとか金属のクロム(黄緑))の場合1割前後。コバルトは、3%位で発色する。顔料の場合は、黄とピンクの中間色とかトルコ青とピンクの中間色とかも可能。しかし、昔は、顔料が金属かその成分を含んだ石(または鉱石)しかなかった為に、大変な苦労をして調合したことは、想像を絶する。
いまでは、チューブの絵具も販売されているが、自分の色を求めての研究は、やはり個々の努力の賜物。各窯業地の工業試験場でも実験が繰り広げられており、原料メーカーの「イワサキ」などでも、原料に色見本などが展示してある。これは、所詮、原料すべてが天然の常に変化するものを、使っているからに他ならない。地球上に変化しない普遍の物質は自然界には存在しない。人類が、加工という手段で、同質に近い物を量産しているにすぎない。  

Posted by こやまあきゆき at 23:55Comments(0)円山流陶芸技法

2006年10月19日

上絵と金銀彩

京焼き展が開催しているので、基本知識として、絵付けと金銀彩について書きましょう。
基本的に、器を、800度ぐらいで素焼きした、すぐ絵具で書く下絵付けは、その上に釉をかける為に、釉の下に絵が書いてある為で、釉は、1230~1300度位で焼いた上に、絵付けをして、再び800度くらいで焼く絵付けを、上絵付け。といいます。赤・青・緑・黄のうち、赤と黄は、鉄。緑は、銅。青(紺)は、コバルト。これが昔の絵付けの基本です。最近は、様々な金属も使われていますし、セレンの朱色なども、クラフトによく使われていますが、特に変わったのは、金と銀です。元々金は、赤絵を焼いた上に塗り重ね、わずかに赤が溶けて金を引っ付けていたので、こすると取れやすく。焼く温度が上りすぎると、金は、赤絵の中に溶け込んでしまいました。最近の金は、水金と呼ばれ、いっしょに熔ける成分にふくまれており、銀もバナジューム銀とよばれる溶液で銀色に見せていますが、メタリックぽいもので、本物の金銀は、高価な一品物にしか使われません。しかも銀は、時間と共に黒く変色する為に、これを変色ささない為に、プラチナをつかったのが、最初の人間国宝「富本憲吉」です。  

Posted by こやまあきゆき at 23:38Comments(0)円山流陶芸技法

2006年10月17日

陶磁器の技法(円山流)

1.ひねり・・・粘土を、ヒモにする時は、最初必要な分太い目に紐にして、半分下を先に細く。次に上下逆にして伸ばすと長いひも完成。段重ねは、一段ごとにヒモを切る。・・・
2.ピッチング。粘土の塊を板にのせ、真ん中に穴を掘り込み、回しながら伸ばす。後で削って仕上げ。シャモット土がやりやすく・削りやすい。(楽茶碗)
3.板(タタラ)作り。粘土を、タタラ板で板に切り成形。
4.型(打ち込み・い込み)
5.陶彫(粘土で成形して、中心部を後から削りだす)
6.陶塑(粘土で成形)
7.陶紙(珪酸分を含んだ紙を焼く)・漬け込み(磁土に泥に布など)  

Posted by こやまあきゆき at 23:35Comments(0)円山流陶芸技法