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アート/芸術  |東山区

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プロフィール
こやまあきゆき
こやまあきゆき:陶芸家 
「円山陶芸協会」代表
「民族芸術学会」会員〔食文化)
「ふるさとテレビ顧問」(農水省外郭団体)
「NPO京都生活環境つくり21」理事
財団法人「うどんミュージアム」館長
陶芸集団チェラミスタ代表幹事
長尾谷高校・つくば開成高校元講師。(陶芸)
京都市公立小学校他で約15年間陶芸指導。
京都市工業試験場陶磁器研修科終了。
京都府陶工訓練校専攻科終了。
京都産業大学外国語学部卒業。京都生まれ。
財団法人「京都国際学生の家」OB
「京都市展」「日展」ほか200回以上の展覧会に出品。
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Posted by 京つう運営事務局 at

2006年07月22日

鳴滝の鈴木卓司さん

衣かけの道を金閣寺・龍安寺・仁和寺と進んでいくと、道が5つに分かれる福王寺にくる
この近くに伝統工芸で、赤絵の卓司と呼ばれた陶芸家の工房がある。
日本庭園・お茶室に面した工房で黙々とコウチや色絵の作品に取り組む。
その略歴は、少し異端児。
登り窯のある名門の家に生まれ、若かりし時から「チャーチル会」のメンバーと絵を描き、展覧会も出品していた。大学で仏教哲学を学び、名門洛南高校の教師となるが、やがて陶磁器に絵を描く喜びを知って、東京芸大教授。人間国宝になった「田村耕一先生の指導を受け」陶芸家の道に。
乾山ゆかりの鳴滝の地を、自身の生涯の地として制作に没頭する。
実は、私の叔父に当たるのだが、陶芸家としての価値観も行き方もまるで違うのに、鳴滝の工房に行くと実に落ち着く。そしてもう一つ。顔がそっくりとよく言われる。  

Posted by こやまあきゆき at 02:04Comments(0)

2006年07月22日

塩窯死ぬで~

一度お話しているが、昔芸大の留学生が、塩窯焼いたら大学周辺の柿木が枯れて、大変な事になったことがあると父から聞いた。大学では、塩窯は有毒ガスが発生するので禁止していたと、話していた。ではなぜ留学生が塩入れたのか?
ヨーロッパでは、土管などは、塩窯の製法で作られていた。塩がガラスになり水漏れしなくなる。備前と同じ原理。
醍醐三宝院近くにおられた、嵯峨美を東先生と立ち上げられた、京都芸大創設時の講師、岩淵先生の得意は、塩釜だった。うっすらピンクになる。
ところでご心配なく。調理に入れたり、料理の塩窯とは、温度が違うので気にする必要はありません。あくまでも陶芸1000度以上の世界の話。  

Posted by こやまあきゆき at 01:50Comments(0)

2006年07月22日

備前は、なぜもれない?

備前焼といっても、昔は山備前。山で取れた粘土は、他産地と、さほど変わらない。
茶陶などで珍重される備前は、田土などかつて海だったところや海岸に近いところの粘土を使っている。鉄分が多く。実は塩分も含まれている。これがガラス化するので、釉をかけないのにもれない。そのかわり、短時間でやくと、溶岩のような肌になるので、長時間かけて、灰釉ほどの高温まで上げずに、じっくりと焼き閉めていく。
赤土に塩混ぜたらできるやんとお思いなら、とにかく焼きしまるまで焼いてみよう!どれだけ大変で、どれだけエネルギー使うか。
備前が高いのは、当然だと思う。今日もどきにシリコンなどで水止めした安物が出回っているが、じっくり焼かれた土肌の魅力は変えがたい。と・・・思う。  

Posted by こやまあきゆき at 01:41Comments(0)

2006年07月22日

蕎麦のこだわり

蕎麦といっても、一般的な麺類の蕎麦の話ではありません。もっか麺に関しては、おいしそうなお店は、とにかく食べに行くようにしているのですが。皆さん誇りを持っておられるので一長一短にいい悪いを、私が論じる立場にはありません。ちょっと違う角度から蕎麦に取り組んでいるお店。
1、「澤正」名前間違ってないと思います。大村しげさんお気に入りのお店で、様々な蕎麦菓子があります。東山七条下がった今熊野交差点東入る。予約すると蕎麦会席コースなども食べられます。
2、蕎麦饅頭は、四条河原町角。京都人だったら誰でも知っているのでノーコメント。
3、ソバの入ったパンは、ロシア料理「キエフ」の黒パン。スロベニア料理「ピッカポロンツァ」にも。
4、蕎麦屋さんですが、「わたつね」さん。ソバの学問的研究に熱心で、日々の交友も、ソバの研究者の方。ソバに関する専門的知識を学びたい方は、一度たづねてみてください。
5、「いやいやえん」の大槻さん。店にソバは、ありません。山岳部でソバ名人と呼ばれて店を持った若きがんこ親父。ソバ打つ時はこだわりが多すぎて仕事では、打たないようだ。  

Posted by こやまあきゆき at 01:31Comments(0)